持ち物抽選杯 パーティ紹介

 

はじめに

お久しぶりです。てんこです。今回は「持ち物抽選杯」に参加したので、PT紹介をしようと思います。ルールは単純で、ランダムに与えられた10個の装飾品を使って戦うだけというもの。またの名を「演舞オモロー持ち物杯」というこの大会においては是非ともネタ的に面白い持ち物を引きたいところ。祈った結果、下記の通りになりました。

ネタにならない程度の強さですね。

※他参加者の持ち物リスト

 

 

構築経緯

今大会で黒いチョーカーを使える人がいないことから、ステルストラップを撒かれないのではないかと思いました。そこで、アビリティ「不屈」を持つPてんしとPしんみょうまるから構築を組みはじめることにしました。

 

ステルストラップを撒かれない前提のため、白百合の舞で「不屈」を2回使う動きが通ると判断しました。PてんしとPしんみょうまるの共通の弱点である闘属性を無効にできる点と、耐冥の符を扱える点を考慮して、Dドレミーを3枠目に採用しました。

 

Dドレミーが地相発現「玄武」と白百合の舞を使えることから、玄武下でのエースを採用することにしました。アメジストを扱える点と、ひなドレでサイクル回す構築だと誤認させることができる点を考慮して、Eひなを4枠目に採用しました。

 

散弾アタッカーが不在だったので、Eあやを5枠目に採用しました。PてんしとPしんみょうまるが不利な人形に対して有利な点が良いですね。また、こだわりピアスか兵糧丸かを迷わせる目的で採用した節もあります。もっとも、最終的にEあやに持たせたアイテムはこだわりピアスでも兵糧丸でもないのですが。

 

ここまでの5体だと無・光・冥属性を半減以下で抑えられないので、光属性を6体目にいれることにしました。地相発現「玄武」と相性が良さげで、エースになり得る火力を出せることから、Aサニーを6枠目に採用しました。

 

最後に構築全体を見たときにパーティ受けループの対策が無に等しいと感じました。そこで、Pてんしのアビリティを「不屈」から「縦横無尽」に変更して、対受けループを担ってもらうことにしました。

 

構築が完成しました。当初の「不屈」を活かす作戦とは若干ずれた気もしますが。

 

 

個体紹介

Pてんし

調整:

H:16n+1

A:Pコンガラをシューティングプレスで確定2発

H-B:属性不一致の廻ル幻想でバリアオプションが最高乱数以外壊れない

H-D:Dドレミーポルターガイストでバリアオプションが最高乱数以外壊れない

 

 対受けループ枠。相手のアビリティが「警戒心」だろうと「頑強」だろうと震天動地で何とかしてもらいます。震天動地に対策を依存しているので風属性が相手の構築にいると結構辛いです。ジャストエイム下さい。

 対受けループ枠と言いつつも、普通のサイクルパ相手にも出すことができます。Eひな+DドレミーやEリリカ+Eユウゲンマガンの並びに比較的強いので、普段使いもアリかもしれません。

 前回の記事で「準速70族を抜かせる程度のSは欲しい」という趣旨の発言をしましたが、そんな余裕はありませんでした。

 Pしんみょうまるの横に並べることでアビリティを「不屈」と誤認させることもできます。(本当に...?)

 

Pしんみょうまる

 

調整:

ASぶっぱ

 

 普通のPしんみょうまる。碧Eゆめこに素早さで負けるのも面白くなかったので、碧印で採用しました。

 技は属性一致の2つは言うまでもなく採用。残り2つは、無効属性が無い「抜打」とアビリティを盾に積むことができる「奮闘之構」を採用しました。

 メインとなる技が2つとも命中に不安があるので、鋒矢の符を持たせました。強いかと言われると微妙と答えざるを得ません。



Dドレミー

調整:

H-B:碧Eしずはの煉獄炎舞が確定2発

H-D黒Eゆめこのマクロバーストが確定3発

 

 地相発現「玄武」と白百合の舞を展開するためのDドレミーです。攻撃技はSしょうやSすわこ、Pむらさに撃つためのミストフォッグにしました。

 耐冥の符を持つことで、冥属性の高火力技が来ても確実に玄武+白百合の舞を展開できます。

 少しでも削りを入れられることやAサニーと共存していることから、アビリティは「リフレクトガード」にしました。選出画面の時点で怪しさはあるものの、一発勝負のトーナメントでDドレミーに闇技を撃つ勇気は無いだろうという見立てです。実際どう思われていたかは気になるところ。

 調整は多分こんな感じだったと思います。もっと良い調整があるかもしれません。調整について詰められると泣き喚くことしかできません; ;

Eひな

調整:

HAぶっぱ

 玄武下でのエース。今回は最遅かつ毒技持ちのため、Eわかさぎひめがいても安心して出せます。

 また、クッションの役割も兼ねています。Dドレミーを後投げしにくい場合に、一度Eひなを経由することで、Dドレミーを安全に着地させる想定でした。

 

Eあや

調整:
H:あまり(HPが奇数になる程度に)

B:振り切り

S:最速80族抜き

 

 クッション枠。一応、反骨の心得書を持っているので、エースになる可能性もある人形です。フィールドプロテクトを先手で張って無理やり反骨の心得書を発動させる想定もありました。玄武展開の裏に置くというよりは、サイクル勝負を仕掛けるときに選出する想定です。

 

Aサニー

調整:

H:振り切り(HPが奇数になる程度に)

B:あまり

C:振り切り

D:あまり

 

 玄武下でのエース。極光下での天神の加護は結構な火力が出ます。今回の大会は銀のかんざしを使える人が1人もいないので、ピアス持ちのアタッカーで全部吹き飛ばせる見込みでした。

 初手でAサニー同士で対面した時に上をとる可能性を持ちたかったので、俊敏の個体値はE-ではなくSにしました。なお、実際の対戦では、Aサニー同士の対面で天候発動を含め3回連続で素早さ負けしました。俊敏にもPPを少し振るのが正解だったかも?

 

 

結果

 2回戦敗退!2回対戦を行って、どちらの対戦でも白百合の舞を展開できなかったので、コンセプトを活かすことができませんでした。

 

1回戦(vs 砕氷さん)

自分:Eひな/Dドレミー/Pてんし

相手:Eれんこ/Eすわこ/(Pようむ)

 

 配信中のリプレイ通り、2ターン目にEひながEすわこをアメジスト+毒の濁流で倒したところで、相手側の降参になりました。こちら視点ではEひなEすわこ対面でDドレミーに引いてもやることがなく、Pてんしもあまり削りたくないという状態でした。そのため、Eひながアクアジャベリンを耐えるorEすわこがアクアジャベリンを持ってないことに期待してEひなで居座りました。その結果、行動が奇跡的に噛み合った形になりました。

 砕氷さんとは何回か大会で当たったことがありますが、対戦中に回線が落ちたり、対戦前に演舞のサーバーが落ちたりで色々あった感。次はこちらが何かやらかす番かもしれませんね。

2回戦(vs masaさん)

自分:Aサニー/Dドレミー/Pしんみょうまる

相手:Aサニー/Eえいき/Pしょう

敗因(リプレイより)

 

 EえいきにDドレミーを後投げした結果、受けが成立しませんでした。Dドレミーがリフレクトガードを見せつけただけで落ちた時点で勝負ありでした。(シャキーン ペチッ)

 初手のAサニー同士の対面で相手のアークライトで自Aサニーが5割ちょい削れた時点でAサニーをピアスと決めつけたのもまずかったです。実際には、ピアスAサニーの極光アークライトは7~8割入る(!?)ので、事前にダメージ計算をしておけば立ち回り方を変えられたかもしれません。

 頼みの綱のPしんみょうまるも、相手Aサニーのオーバーレイで不屈を潰され、最後はPしょうで詰められゲームセット。こうして持ち物抽選杯は2回戦負けという結果になりました。

 

 

おわりに

 演舞に新規が入ってきているおかげで、2017年に始めた自分が新規勢でなくなってしまいました。かといって無印勢と比べると古参というほどでもなく。だとすれば「演舞中年」と呼ばれることになるのでしょうか。演舞中年として少しでも演舞界隈を盛り上げていけたら良いのかなと思っています。

 最後に、大会主催者のハエおさんを始め、大会に参加した皆さんに感謝の意を示してこの記事を締めよう思います。本当にありがとうございました。